x-susanのブログ

日常の事をアレコレ・・・

CBR600RR(国内)インプレ

2011モデル国内のインプレになります。

 

約3年かけて9781km乗った感想です。

 

【エンジンの回り方】

直列4気筒エンジンでマルチです。

 

小・中排気量マルチ(Hornet250やCB400SF)は

モーターのようにまわりますが

600RRはイメージしていたほどシルキーには回りません。

 アイドリングから「ガルガルガル・・・」と勇ましく回ります。

 

加速はドカーンではなくズキューンでもなくシューンって感じで加速します。

国内なので9500rpmまで加速感を味わえます。

引っ張ってもそこからは頭打ちするだけなのでさっさとシフトアップです。

※普段街乗りでは5000rpmぐらいでシフトアップしてます。あんまり引っ張ると煩いし、つかれますので・・・。 

 

出力は78馬力。。。

 

【初SSでものれます?】

乗れます。自分も初大型&初SSでした。

ポジションがネックですがそこさえクリアできれば

軽量、パワー抑え目、足回りGood、車体バランス最高なのでおすすめです。

 

【燃費】

ツーリング、街のりで18km程度でしょうか?

サーキットですと12kmぐらいです。

リッターSSとあまり変わらないようです。

 

【ポジション】

ネイキッドに比べるときついです。

 

ただ600SSの中では結構楽な部類に入ります。

知り合いの車両、試乗等で乗せてもらった感想では・・・

 

GSX-R>CBR600RR=>6R>>>Daytona675>>R6

が楽な順位です。

※2009年以降のモデルが比較対象。

 

GSX-Rは足つきもよく、ハンドルと近く、さらにクラッチが軽いです。

街のり、ツーリングに一番向いているのではないでしょうか?

CBRもかなり楽です。

 

最初SS特有の前傾姿勢に苦しむかもしれませんが・・・。

体ができてくれば、普通に乗れます。

 

【足つき、取り回し】

172cm/52kg 足がやや長めの自分は両足べったりつきます。

車体が軽いですし、取り回しも楽です。

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※行き止まりの私有地なので、道路のど真ん中で撮影しています。 

 

【低速取り回し】

低速スラロームが非常にやりやすいです。

ハンドルがパタパタ切れます。

高重心だからでしょうか?

 

【サスペンション】

前後プリロード、圧側、伸び側の調整可能です。

ノーマルでも結構いいです。

 

リアのユニットプロリンクに関して賛否両論あるようですが・・・。

 

街のり、ツーリング、高低差のある峠レイアウトの

ミニサーキットを走っている限り、あまり不都合を感じません。

 

S字の縁石を60kmで乗り越える際

80kmから40kmまで落として曲がる低速コーナー

125kmから進入して90kmで曲がる中速コーナー

 

どれも以前乗っていたツインショックのCB400SF_Revoより

安定しているイメージです。

 

もともとレース前提で作られているような車両なので

150kmを越えるような高速コーナーも安定して走れる

・・・ハズです。

 

なお自分は

フロントプリロード-1、リアプリロード-1

フロント伸び側+1、リア伸び側+1

圧側はノーマル。

にしています。

 

最近公道ツーリングばっかりなので(※2014/9)

フロントプリロード最弱、リアプリロード最弱

フロント伸び側ノーマル、リア伸び側ノーマル

圧側は最弱にしました。

 

【ハンドリング】

 倒しこみも素直ですし、行きたいところに顔を向ければスーッと

車体が入り込みます。

 

あとHESD(ホンダ エレクトリック ステアリング ダンパー)の

使い勝手がよくてハンドリングは軽快です。

 

=ホンダのHPより抜粋=

HESDは、低速走行時はダンパー内のメインバルブを全開にして減衰特性を低減させます。これにより、ライダーに減衰効果を意識させることなく、軽快なハンドリング感覚を維持します。また、高速走行や加速時には、その程度に応じてメインバルブを閉状態へと変化させ、路面からの外乱や振動を効果的に低減するよう、減衰特性を高めます。

 

他社SSを絡めてRRを語る際、スルーされがちですが実はこれイイ機能です。

 

あと自分はABS車両なのでノーマルより10kg重く

フルタンクで199kgです。

 

燃料が減ってくると(燃料メモリ1)

自分の腕でも運動性に軽さをハッキリ感じます。

 ABSなしの車種なら更に軽いハンドリングを体感できるでしょう。

 

ABS

個人的にABSはよかったです。非常に使えます。

 

路面にかかわらず、何の躊躇もなくブレーキをかけられるので

車体のバランスをとる(バイクを立てる)ことのみに集中できます。

 

サーキットで走行していて2~3回助けられました。

 

 エキスパートライダーはABSシステム自体が邪魔になるかと思いますが・・・。

そうでなければ、積極的に使うべきディバイスだと考えます。

 

【排熱について】

国内・ノーマルであれば

結論からいうと、熱くありません。

 

1本だしのマフラーのせいで「リアシートした熱いんじゃない?」

等々いわれますが、シートを手で触っても熱くありません。

リアカウル下のアルミ板らしきもので熱対策がされているおかげ?のようです。

 

エンジンに関してもさほど熱くありません。

真夏+信号待ちの際は、フレームは熱くなりますが・・・

リッターオーバーのマシンに比べるとお子ちゃまレベルです。

 

今まで発熱が一番すごいと思ったのは・・RSV4Factoryです。

あれは本当に火鉢を股に挟んでいるような熱さでした・・・。

 

【カウル】

PC40にも初期(2007〜)、中期(2009〜)、後期(2013〜)とありますが

自分の購入したものは2011で中期となります。

カウルはエンジンも完全にカバーされているタイプです。

 

見ために関してまわりの声は

「エンジンのカウル部分切っちゃえば?」

「ココ(エンジン部分)あんま格好良くない・・」等々いわれおおむね不評です。

 

個人的にはフルカバードされている

moto2マシンみたいで気に入っていますけどね。

 

~メンテナンスについて~

 ★ABS

調べた限りフロント、リアともに外側部分のブレーキフルード交換は

ノーマルとあまりかわらないようです。

 

が、ABSシステム内部のブレーキフルード交換は困難で

お店で任せるほうが無難なようです。

 

ホンダドリームでは通常時4万、車検の際は2万(他の整備とあわせると割安に)が工賃のようです。手間がかかるのでお高いです^ω^;

 

★エンジンオイル交換

11モデルは特にエンジン部分もカバードされているので

慣れるまでちょっと苦労します。

カウル外す&付けるを20分程度でできます。

 

★アクセサリー電源周り

シートを外せばすぐにアクセスできます。

ETC、カーナビを取り付けました。

狭いですが作業はやりやすいです。

 

★バッテリー交換

シートを外せばすぐにアクセスできます。

バッテリー周りの取り外し作業は楽ですね。

 

★ブレーキピストンのお掃除

パッドのヘリを見たり、ピストン掃除をしてみました。

難易度は低くラクラクできます。ピストンツールが役に立ちますよ~!